データサイエンティストとして就職したその後

まえがき

この記事は「データラーニングギルド Advent Calendar 2021」の8日目の記事です。

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地方在住30代半ばの兼業主婦がデータ解析職に就職してその後どうなったか?を個人的感想交えつつ、書ける範囲で記録しとこうと思います。

今年の自分の仕事内容

自分の仕事をおおざっぱにまとめるとだいたい以下のようなことをしています。

  • 社内データの解析(要望によってはpythonでの解析を教える形に)
  • データ解析技術の布教
  • データ解析ツールの選定、開発

社内データの解析

入社すぐから担当してます。データサイエンティストとしてはメインでやりたいところですが、実態は3割以下の時間しか割いてないかも… あるあるなのかもしれませんが、そもそもすぐ解析できるようなデータが社内に揃っていることが少ないので、データ蓄積が律速となり「ガンガン解析しよう!」みたいな状況ではありませんでした。

解析に取りかかれても、私の実力的にscikit-learn頼みなところはあるので、特別スペシャリストっぽいことしているかというとまだまだだなぁと言った感じ。 でも解析の勉強自体楽しいので、この仕事やってよかったな〜と感じます。

データ解析の布教

先輩が社内にもっとデータ解析の必要性を訴えよう!(ていうかデータちゃんとためといて!)という目的で布教活動してたので、それを自分含めた他メンバーもやることに。 これは最初は良かったけど、温度感が段々下がってくのはどうしようもなくあったかも… まあ、反応速い人は早い段階で興味持ってくれますが、そうじゃない人の方が人数として多いので、あまり長期でやっても効果は少なくなっていくのかなーという感じはします。

データ解析のツール選定

外部のいろんな解析ツールを調査したりなど。 ここは正直言うと辛かった。 「これを使ってみて」て言うサービスがデータ解析に詳しくない、なんならITリテラシーが微妙な上の人が選んだものだったりすると、いくら「これは選ぶべきじゃない」みたいなことを言っても通じないんですよね… てか自分がよくわかってないツールに会社のお金とはいえ何千マンとか払うって怖くないんかい???

データ解析のツール開発

これも辛かった() 結局内製でツール作ることになって初めてWebアプリ開発にちょこっと手を出したのですけど、要件定義をしっかりするとかチームで開発とかそういうところからみんな初めてだったので、最初ほんとに何していいのかわからなかったんですよね。 できることは少しずつ増えるけど、イマイチ貢献できてる感じもなく… もう少しアプリ開発の全体像とか掴めてきたら面白くなるのかなぁ〜〜〜

これからやるかも?な仕事

DX関連の仕事やることになるかもしれないです。友人に言ったら「それデータサイエンティストの仕事じゃなくない?」って言われて自分もそう思うんですけどw 日本の会社の総合職だとそんなもんな気もする。「お前はデータサイエンティストじゃねぇ」って言われても特に反論ないですわ。早く社内データを活用できる状態にもっていきたい。

来年やりたいこと

しかしほんとはもっと解析したいな〜〜〜 データ弄り倒したいな〜 という気持ちはあるので来年は勉強会にたくさん参加したいです。割と子どもも成長してきて、今年で体調整えることに注力できたので、元気になった分勉強するぞ〜。具体的には、今までpythonばっかり使ってたけど、Rも勉強してRコミュニティに入っていきたい。

あとがき

特にこれといったビッグイベントはなかったけど、なんとか乗り切った感。 仕事以外では今年は漢方で体調整えたり、コーチング受けてこれからの方向性とか模索し始めて準備の年って感じでした。 来年は「できること」より「やりたいこと」にもっと時間を割けるように気をつけたいです。

読んでくださってありがとうございました!